7・8月の久里浜幼稚園だより
夏だ!プールだ!お泊まりだ!
 とんでもなく早く、6月の下旬に宣言された梅雨明け、例年7月の中頃に集中した雨が降り、雷が鳴って梅雨明けを予感させ、下旬の年長お泊まりの頃明けるという順をたどることが多かったのに、今年は一足とびに、1ヶ月近く早く夏がやって来ました。幼稚園の生活にとっては、1学期の晴れの日が多くなる計算のはずが、例年になく激しい猛暑のせいで、晴れているのに日向での遊び時間を制限し、熱中症に気をつけて外遊びも制限しなくてはいけません。記録を見れば2年程前にも例年になく早い6月末の梅雨明けがありました。早い梅雨明けと猛暑は今や定例の気候となってしまったようです。まだまだ不安含みの新型コロナ対応を続けながらも、熱中症対策にも気を配って、猛暑の時期を過ごして行く必要がありそうです。
 平常ではない日常が続く人間社会の喧噪をよそに、自然の大きな流れは脈々と滞るなく流れていきます。山々の樹は深く緑に彩られ、子どもたちが田植した稲は日々天に向かって穂を伸ばしてていきます。こどもたちの体や心の成長も滞ることがあってはいけません。
 今年の年間の行事も、密を避けて形態を変えてもできるだけその意義を失わないよう予定しています。年長のお泊まり保育は、寝室での密を避けデイキャンプの形で続けられるよう、2学期の運動会はお家のかたの応援をお願いしながらも、3日間に分けて幼稚園で行うよう決定しています。今後の状況によって、どの程度お家のかたが入れるかを検討していくことになります。こんな状況の中だからこそ、クラスの仲間やお友だちとの共同意識が大切になります。仲間との共通の喜びや楽しみの体験が、未来の豊かな社会生活の基本となるはずです。
7・8月の保育のねらい
布施奉仕 誰にでも親切にしよう
 困っている人を見かけた時に、どうにかその力になってあげたいという気持ちを大なり小なり持つのは、人間の善の本質に根ざしたものです。
  近年毎年のように起きる土砂災害や大水などの被害で、悲惨な状況にあるかたがたの映像を見た者は、少しでも助けられることがないかという、強烈な気持ちを抱くものです。 その気持をどのように実際の行動として現すかは、人それぞれで異なります。募金で支援をするかたもいれば、いてもたってもいられずに、お仕事も放ってまで現地でボランティア活動に参加されるかたもいらっしゃいます。人それぞれで表す形は違っても、抱く気持ちは同じであることを、災害のたびに感じます。
  子どもたちにとっても、困っている人をどうにかして助けてあげようという気持ちを抱くおとなを身近に感じることは、貴重な体験だと思います。
年長(5歳児) 年中(4歳児) 年少(3歳児) ひな(満3歳児)
●いろいろな形をどのように組み合わせても広さが変わらないという、広さの保存性を理解していきます。

●重なっている物の影にある、むこう側は見えないことから、重なりという概念に気づきます。

●赤・青・黄色3色の服を着た子をその性質によって分類をしたり、同じ仲間を集めて、集合という考え方に慣れていきます。
●数の多いか少ないかを、見かけだけでなく実際に1対1対応してみて、実物で確かめていきます。

●長さや太さに目を付けて、長い順や太い順に並べて、教材を系列化してみます。

●パンダの教材を使って、例えば目が全体の中でどの部分をしめるか?、鼻はどうなのか?などの位置関係を考えてみます。
●夏休みにしたいことを話し合ったり、お友だちの前でその内容をひとりで発表してみます。

●スタートシリーズの図形あそびで、○と△の形と色と大きさの違いについて話し合います。

●帽子・チューリップ・バナナなど絵カードの名前あてをします。

●跳び箱に対する恐怖感を取り除くため、まずよじ登ってみます。
●新しく入ったお友だちは、先生、クラス、お友だちなどの新しい環境に慣れるようにします。

●手伝ってもらいながら、パンツやズボンなど自分ではけるように練習します。

●自分の気持ちを口に出して言えるようにします。

●プールで水を怖がらず友だちと仲良く遊べるようにします。
7・8月の行事予定
曜日 行事予定
7/4 プールはじめ(星1〜5)
たままつり(ホールへクラスごと)
プールはじめ(雪1〜5)
誕生会
プールはじめ
(ひよこ3〜9・ひな・たまひな)
プールはじめ(星6・7・ひよこ1・2)
来年度入園見学会第1回目
プールはじめ(雪6〜9)
15 1学期給食納め
19 午前保育
20 1学期修了日 午前保育
26 第1回夏季保育 星1〜3デイキャンプ
27 第1回夏季保育 星5〜7デイキャンプ
28 第1回夏季保育 お泊まり星678森A
8/23 第2回夏季保育
8/24 第2回夏季保育
8/25 第2回夏季保育
9/1 2学期はじまり
7・8月の家庭連絡
●プールクラスが7月4日より始まりました。一度にプールに入る人数を減らし、着替えは教室で行い感染の拡大の心配を少なくして行います。
*月曜は星1・2・3・5 *火曜日は雪1・2・3・5
*水曜はひよこ3・5・6・7・8・9と、ひな1・2・3と、たまひな
*木曜は星6・7・ひよこ1・2 *金曜は雪6・7・8・9がプールに入ります。天気がはっきりしない場合に行うかは水温と予報から当日朝判断します。入れるか不安定なお天気の場合も、念のためにプールセットをお持たせください。
●年長はピアニカを学期末に持ち帰ります。夏休み中にお家で何曲か練習をお願いします。練習方法はお手紙でお知らせします。
●幼稚園からの報告書を毎学期末にお渡しします。幼稚園でのお子さんの様子をお知らせする報告書です。1学期のお家の方への連絡は学年共通のご報告となり、子どもたちへの担任からのメッセージを記します。家庭での指導にお役立てください。
●たままつりを、7月5日(火)に行いました。ホールに笹を立て各教室へ中継して園長の話を聞き、クラスごとに園児がホールにお提灯をさげておまいりしました。
●夏期保育を夏休み中に行います。夏期保育はすべて午前保育で出欠には関係ありません。長い休みで生活習慣がくずれないよう、間を置いて2回行います。なるべく登園させてください。
●年長デイキャンプを、お泊まり保育の寝室の密を避けて宿泊なしの「デイキャンプ」として2回にわけて少人数にて行います。日程は行事予定表に、詳細はお手紙でお知らせしました。
●8月の誕生会の子は9月の誕生会に合同してクラスでお祝いします。
●夏休み中先生たちは、講習会場には集まらない、Webでの研修に出席し、保育技術の向上に努めます。園長は理事長として講師をつとめます。
●歯科検診・健康診断の結果をまとめ検診票でお知らせします。学校検診の性格上、疑わしい場合はすべて注意を記入してあります。かかりつけのお医者さん・歯医者さんでの精密な検診の結果、異常ない場合もあります。ご了解ください。
●緊急地震速報装置を職員室に設置、揺れる30秒ほど前に園内に放送が流れ、園児や担任の避難に役立っています。テレビや携帯の警報より更に細かな情報に基づいています。
●大津波警報発令時は園庭の門より急坂を登ってハイランド方面へ避難する手順を準備しています。
●10月初めからのバス利用変更も可能です 「2学期初め」からと合わせて、後期の時刻表に変更になる「10月初め」からも再度変更が可能です。
●運動会を10月5・6・7日の3日間に分散して幼稚園グラウンドにて行うように予定しています。現状では、お家のかたの応援は、交代で人数をしぼって応援していただく形での開催を予定しています。
●各クラスの役員さんを選出していただきました。役員会で父母の会会長に星7組の加藤友紀さん、副会長に雪9組の角田彩さんにお役目をお願いしました。1年間どうぞよろしくお願いします。
父母の会会長
父母の会会長
星7 加藤 友紀 さん
父母の会副会長
父母の会副会長
雪9 角田 彩 さん