入園Q&Aコーナー

もくじ
Q1 入園案内送らないの?
Q2 大勢の中でだいじょうぶ?
Q3 入園料の割引は?
Q4 先生の歳は?
Q5 ついていけるのかしら?
Q6 体験保育は?
Q7 教育方針は?
Q8 給食食べられるのかしら?
Q9 バス送迎と徒歩通園は?
Q10 3年保育に入れるかしら?

入園案内送らないの?
他の幼稚園からはたくさんの入園案内が郵送されてきたのに、久里浜幼稚園からはきません。どうしたのでしょうか?
近頃、ダイレクトメールで入園案内を郵送する幼稚園が増えてきました。「ずーっと待っていたのにまだ入園案内がきませんがうちの地区は送らないのですか?」といったお電話をよくいただきます。
しかし、小学校や中学、高校が入学案内を送ってくるのでしょうか。幼稚園だけのこういう姿は特殊なものだと思います。
久里浜幼稚園では次のように考えています。幼稚園が対象年齢の幼児を探し、DMを送ったり家庭訪問をして『どうかうちの幼稚園に来てください』とお願いするものではなく、子どもたちのために良い教育を一生懸命していれば、自然に親のほうが、正しく選んで入園を申し込んでくるものであり、こうでなくては本当の教育はできない、とこのように考えています。
従って、不特定のかたへの入園案内の郵送は行っていません。それどころか、確認の為、入園案内一部につき100円をお預りしているのはご存知の通りです。
それにもかかわらずお母さまがたの口伝えだけで、子どもたちの数が減少しているこの時期に、これだけのかたに申し込みにいらしていただけるのは、お母さまがたやお家のかたがたがその考え方をご理解くださっている故であると自負しております。
どうぞお手数ですが、幼稚園の中をゆっくりとご覧になりながら入園案内をお受け取りにいらしてください。いつでもお待ちしております。

大勢の中でだいじょうぶ?
とても大きな幼稚園だと聞きましたが、うちの子は大勢の子の中でだいじょうぶでしょうか?
幼稚園に子どもが通う意義はいろいろありますが、その中でも重要なことのひとつに、『今まで家庭生活では出会えなかった大勢の友だちと、一緒に生活する』ことがあります。生活の大半をおとなと一緒に暮らしてきた子どもたちが、同じ年代の子どもたちと初めての社会生活を営んでいくわけです。その中では、今までのような甘えは許されません。決まりを守らなければ友だちと遊べないし、わがままは決して通りません。そのかわりに友だちと仲良く遊ぶ楽しさや、仲間で協力して物を作ったり、一緒に歌ったりして大きな喜びを味わうことができるのです。
従って、幼稚園ではなるべく多くの仲間と触れあうことが重要です。人数の多い幼稚園では、それだけ多くの子と触れあうことができます。たくさんのお友だちや顔なじみができて、それが長く続きやすいのです。
とはいうものの、初めてお子さんが幼稚園に通うのに、大勢の中で、はたして大丈夫だろうかと不安に思われるのは当然のことと思います。しかし、良く考えてみれば幼稚園の生活とはクラス単位で行なわれるものです。集団の中で、うちの子まで先生の目が届くのかとご心配なら、むしろクラスの構成のほうが重要な問題です。この点では、当園では少なめの人数でクラスを構成しています。クラスの中で集団生活に慣れ、朝の体育や自由遊びなどタテ割りの時間にはなるべく多くの友だちと触れあうことができるというのが、望むべき幼児教育の姿でしょう。
幼稚園を卒業した後子どもたちが進む、小学校も、中学校も6学年あるいは3学年の子どもたちが一斉に在学しています。いつまでもお母さんのそばに置いておくわけにはいきません。いずれは入っていく集団生活ですから、早い時期にその楽しさを味あわせてあげたほうが子どもの幸せにつながるのではないでしょうか。
人数が多いことの利点はたくさんあります。例えば、当園には『おひさま文庫』という、園児貸し出し専用の図書館があります。現在、3,500冊の蔵書があり、園児が毎週貸し出しをしていきます。3,500冊の中から好きな本を選べるというのはまさに借りていく仲間が多いからに他なりません。運動場が広いのも勿論大きな幼稚園だからです。今時、自動車の心配もなく子どもがハァーハァー言う程思いっきり走りまわれる運動場がある幼稚園は、日本中探したってそういくつもありません。また、遠足にでかけるにも、久里浜幼稚園の遠足となれば業者がかなり無理をして費用も安くしてくれますし、定休日のマザ牧場や遊園地でも場合によれば特別に開けてくれます。
いずれにしても、たくさんの子どもたちがこの幼稚園に通っているということは、それだけ多くの人が久里浜幼稚園を支持してくださっていることの証明になると思うのです。

入園料の割引は?
早く入園を申し込んだり、ふたりめの場合、双子の場合は入園料や月謝の割引はないのでしょうか?
お子さんが幼稚園に入園するご家庭では、確かに出費が嵩んでなかなか大変なことと思います。こんな時割引の制度があったら助かります。
しかし、幼稚園の入園料や授業料は子どもたちを教育していく上で適切な枠で決められています。あえて割引の制度を設けることは、言うなればスーパーの安売りと同じです。スーパーならば流通経路を工夫して経費を切り詰めることができますが、幼稚園で園児集めのために割引をすれば、結局お母さんがたの目の届かない所で費用を切り詰めるしかありません。例えば、幼児教育を進めていく上で欠くことのできない先生の講習会の費用を削るとか、大切な教材の質を落としてしまうとか、教育の場である施設の手入れをなおざりにするしかありません。幼稚園とは、あくまで文部科学省の定める教育機関です。神聖な教育の場にこんな安売り競争を持ち込みたくありません。
久里浜幼稚園では、このような理由から割引は行なっていません。子どもたちを教育していく上で必要な費用はいただき、その上ですばらしい幼児教育を行なっていくのが幼児教育本来の姿であると考えているからです。付け加えると、冷暖房費、父母会費、施設費などの費用や年度に一度収めていただく以外の毎月の教材費をいただいておりません。これを良く考慮していただくと、かかる費用は意外と低く抑えられていると思うのですがいかがでしょうか?
一方2003年度より久里浜幼稚園では、独自に子育て支援のための『おひさま子育て支援』という制度を設けました。(別紙参照)国をあげての大問題である少子化に対して、少しでもお家の方々に対する応援になればという意図であえて園独自で始めたものです。これは割引ではなく言うなれば奨学制度です。主旨をご理解いただいてご利用ください。

先生の歳は?
失礼ですが、先生の年齢はどのくらいのかたが多いのでしょうか?
今頃の時期になりますと、婦人雑誌に「幼稚園の選びかた」などといった特集が組まれて、その中に必ず出てくるのがこの1項目です。「あまり若い先生ばかりでなく、ベテランの多い幼稚園を選びなさい」と、だいたいこのような内容の答えがどの雑誌にも書いてあります。その通りだと思います。久里浜幼稚園には5年以上勤務しているベテランの先生が半分以上もいます。多くの幼稚園では3年も勤めれば、だいたい学年主任になれると言いますから、当園にいる先生の半数以上が他の幼稚園に行けば主任になれるということになります。
ただ、こういった記事を読んでいていつも思うのですが、ベテランの先生は確かに子どもの扱いが上手で、子どもを教育していく術をより多く身につけています。これに対して若い先生はその点で若干劣るかわりに、子どもの中に飛び込んでいって、一緒に友だちのようになりながら指導していける若さを持っています。これも幼稚園の先生には欠かすことのできない要素です。従って、もし私が記事を書くなら、「子どもと一緒に遊べる若さを持ったベテランの先生と、元気はつらつとした若い先生のいる幼稚園を選びなさい。」と書くでしょう。これこそが、正に久里浜幼稚園だと思うのですがいかがでしょうか?
ここでひとつ蛇足ながら私から忠告させてください。毎年殆どの先生が入れ替ってしまうような幼稚園は選ばれない方が無難です。こうした幼稚園ではベテランの先生から新しい先生への受け継ぎがうまくできませんから、幼稚園の教育方針があっちへ行ったりこっちへ行ったりフラフラしています。何より困るのは、教育技術が引き継がれませんから、毎年、あまり子どもたちに教えたことのない先生ばかりになってしまいます。
そばでベテランの先生が指導している新人の先生は、若さの特権を発揮してすばらしい指導ができるのですが、新人ばかりの中の新人の先生とは正にどうしようもないと、これは、長年幼児教育に携わってきた者の意見として読んでいただければ幸いです。

ついていけるのかしら?
知的教育をしていると聞きました。うちの子はついていけるのでしょうか?
知的教育って何でしょう?
かつて教育とは未完成な子どもたちの頭に知識を詰めこんでいくことだと思われた時期がありました。この頃には未発達な幼児の頭には未だ知識を詰めこむのには充分ではなく、せめて知識を受け入れることのできるような小学校の時期までは知識の教育をすべきではないと言われていました。
これに対しスイスの発達心理学者J.ピアジェは、「幼児には幼児なりの発達過程がある。幼児教育とは、発達段階においてその時期でなくてはできない大切な教育である。従って、幼稚園は決して小学校の準備教育ではない。幼児期にしかできない教育を実践できる大切な教育機関である」と述べています。
ところが、一部の人たちがこれをとりちがえ、幼児期にはなるべくたくさんのことを詰めこんでしまおうとして、これが、流行りのように早教育に結び付き、あちこちの幼稚園に拡がり、しかも、これがあたかも知的教育であるかのように宣伝された為に、大変な誤解が生じてしまいました。
一方こういった風潮に反動して、幼稚園はまったく子どもたちを束縛する必要はない。個々に好きなことをやらせ、自由に遊ばせておけばいいという、いわゆる自由保育の流れも生まれてきました。この極端な流れが小学校低学年の学級崩壊を招いているとして問題になっています。
久里浜幼稚園は大阪に本部を置く、幼稚園の先生がたの研究団体である『日本幼年教育会』に所属し、関東地区の中心となって研究活動を続けています。その考えかたの基本は、ピアジェ自身幼年教育会の招きで来日した際に述べられた通り、幼児の早教育ではなく創造的教育です。これこそが本当の意味の知的教育であり、子どもが悩み、自らの意志によって物ごとを解決し、解決する喜びを知ることを目差したものなのです。
こうした意味から言えば久里浜幼稚園は知的教育を行なっています。しかし、もう良くお判りのことと思いますが、本来の知的教育、即ち創造的教育には落ちこぼれはありません。子どもたちは、それぞれの生活環境や素質によって、決してふたつとない様々な個性を備えていますが、その個々のすばらしい可能性を見つけだし、それを伸ばしてあげることこそが本当の意味の知的教育なのですから。
久里浜幼稚園にも、いたずらっ子もいれば、泣き虫の子もいます。でもそれぞれ目をキラキラ輝かせていろいろなことに取り組んでいます。こうした子どもたちは決して、極端な詰め込み教育からも、あるいは極端な自由保育からも生まれてきません。
知的教育の産物と言えば、毎日机に向かって勉強をしている幼児を思い浮かべますが、決してそうではありません。子どもの生活はその全てが知的生活なのです。遊んでいる時も、いたずらしている時も、泣いている時も学んでいるのです。
従って、うちの子がついていけるのかしら。なんて心配は全く必要ありません。子どもは本来遊び好きで、その遊びの生活そのものが知的生活なのです。
本当の知的、創造的教育には落ちこぼれなどありませんと断言いたします。

体験保育の実施は?
よその幼稚園では、体験保育実施をしているところが多いようですが、久里浜幼稚園ではどうして行わないのですか?
当園でも体験保育を考えています。しかし、その方法をいろいろと考えてみるといくつか問題点を感じています。
まず「在園児の園での生活をを大切に考えたい」ということなのです。もし、皆さんのお子さんが入園されて来年の今頃、わざわざ新入園児のために時間を割いて体験保育を行ない、そのために在園児が大事な保育の時間を削られるとしたら、これは問題を感じることと思います。
それだけでなく、新入園児獲得のために「おみやげを用意したり、歓迎演奏をする」などということはあまり芳しくないことは議論を待ちません。園児獲得のためのお先棒を在園児が担がされるなどということは言語道断です。
いろいろと考えた末に今まで体験保育は実施せずに、入園をご検討中のかたにはいつでも見学にいらしていただいて、ありのままの幼稚園の様子と、園児の姿をご覧いただこうと思っていました。
しかし、新入園児の保護者の立場になって考えてみると、確かに、「いつでも見学自由だよ!」と言われて、気楽に門をくぐるのも何か気後れするので、「やっぱり日を定めて説明会を設けて欲しい」というご意見もごもっともです。

そこで久里浜幼稚園では、2006年度より日を定めて「公開保育」を実施することとしました。
ただし、上にご説明したような理由から特別な保育は行いません。いつもの通り、まったく変わらない久里浜幼稚園の様子をご参観いただきます。どの教室にお入りになっても自由です。ただし、恐縮ながら、大門前において、セキュリティーのために来園目的を確認させていただきます。
参観後はホールにおいて、幼稚園より教育方針等のご説明をさせていただきます。

勿論、従来通り、これ以外の日のご見学も自由です。気楽においでになり、職員室にお声がけくだされば、園内をご案内いたします。

教育方針は?
久里浜幼稚園の教育方針はなんですか?教育の目玉はどこにあるんですか?
1990年度から大幅に改正になった文部科学省指導要領によると、幼稚園での教育は5領域にわたってバランスのとれた教育を行なうようにと指導しています。5領域とは、健康、人間関係、環境、言語、表現の5つを指し、現在の幼稚園の教育は全てこの中に含まれています。即ち、子どもたちの幼稚園の生活はこの総てに渡って、欠けることのない調和のとれたものでなくてはならないのです。
こうした中で、「うちの幼稚園の教育の目玉はこうです。」と1点のみを強調するのは意味のないことだと思います。勿論、そういう風に宣伝するなら、仏様の教えによる情操教育をしていますとか、ピアジェの創造的教育に努めていますとか、体育に力を入れて健康な体作りに力を注いでいますとか、おひさま文庫という全国でも珍しい幼児の貸し出し文庫があって、本好きの子どもを育てている姿をテレビで紹介されたこともありますとか、陶芸の窯があって、子どもたちが自分で焼き物を創っていますとか、まだまだいくらでも目玉ぐらいお話しできるのですが、こんなこと1点をとらえて、これこそが久里浜幼稚園だと簡単にお話しできるわけがありません。また、そんな簡単なひとことで要約できるような幼稚園だったら実につまらないと思うのです。
そこで、このようなご質問には「目玉なんてありませんよ。強いて言えば、いろいろなことがバランス良く進められているのが久里浜幼稚園の特色です。」とお答えしているのです。
個々の点については、入園案内や同封の書類に記入してありますし、そんな物に総て書ききれるほど簡単なものではありません。疑問な点はいつでもご遠慮なくお尋ねください。

給食食べられるかしら?
うちの子は好き嫌いが多いのですが、給食のおかずを残したり、食べられなかったりすると、しかられるのですか?
給食という共通の場で全員が同じ物を食べることによって、様々な効果が期待できます。その中の最も著しい効果は好き嫌いが直ることでしょう。いくら嫌いな物を無くそうとしても家庭では親子とも甘えがでてなかなか直すことができません。むりに食べさせようとすると親の方も負担になり、子どもも抵抗します。ところが、幼稚園で皆が食べられるのに自分だけ食べられないとなると、子どもは悔しくてしょうがなく、自分から嫌いな物に挑戦します。その結果食べず嫌いが直ったという例がいくつもあります。
ただ、あくまで幼稚園の給食です。食べ残したら罰を与えるとか、全部食べることを強制したり、無理に食べさせるのは行き過ぎだと思います。そんなことをしないでも、いつのまにか偏食は無くなっていきます。ここが、幼稚園という共同生活の強みです。何でも食べられることに超したことはありませんが、給食ぐらいで幼稚園にいやな気持ちを持つのでは意味がありません。
また、日本人の原点である箸の使い方も指導していますが、初めのうちはスプーンを使ってまずは給食に親しむことから始めていきます。
従って、給食について不安を持たれる必要はありません。

バス送迎と徒歩通園は?
バスでのお迎えとお帰り、徒歩での送りとお迎えの時間、バス停、早く着く子と遅い子の違いはどうなっているんですか?
久里浜幼稚園では、だいたい通園バスの時刻(徒歩通園の場合はバスを利用した場合のバス停)にあわせてクラスが構成されています。いずれ、入園されると詳細なバスの運行表をお渡しします。
朝は8時に5台のバスが一斉に幼稚園を出発します。順次、幼稚園に着いた子どもたちは園庭にでているトランポリンや、とび箱、マットなどを使ってそれぞれ自由遊びをしたり、友だちと集団遊びをしたりしています。徒歩通園の子どもたちは8時30分以降に送りをお願いしています。10時頃には全員がそろって、たけのこ体操、朝の体育が始まります。
帰りのバスは、朝早く幼稚園に着いた路線から出発します。早く着いた子はその分早く出発し、遅く着いた子はその分遅く出発します。つまり、全員が同じ時間だけ幼稚園に居るわけです。徒歩通園のお迎えは2時30分から45分の間にお願いしています。
さて、バスの停まる場所ですが、なるべく多くの停留所を設けて、皆さんがあまり歩かないで済むようにするのが理想なのですが、バス停が増えればそれだけ時間がかかります。結果、10時を過ぎてもまだバスが走っているような事態になってしまいます。現状では、できるだけ多くのかたの便利が良い場所に停留所を設けています。 先年、バスの行かない横須賀や三浦海岸からどうしても久里浜幼稚園に入れたいと、毎日自家用車で送迎されたかたも何人かいらっしゃいました。
ただ、あまり不便な場所にバス停がある場合は1度ご相談ください。交通事情や通園時間に照らしあわせて、ご希望にそってバス停を変更したり、新設できる場合もあります。

3年保育に入れるかしら?
3年保育で入園させようと思っているのですが、まだトイレがひとりでできず不安です。だいじょうぶですか?
近頃、3歳児の教育は日本の学会ではまだやっと研究の途についたばかりで、むしろ、幼稚園などの教育現場が実践の方面からリードしているのが実状です。3歳児は、4、5歳児とは思考や行動の形態が全く異なっています。4、5歳児と同じように教育していくのは無理があります。当然、3歳児の教育に熟知している幼稚園を選ばれる必要があります。
当園では、40年に渡る3歳児教育の歴史に加え、この15年間、日本幼年教育会の3歳児研究園に指定され、3歳児の行動と思考の形態を調査し、3歳児専門の教材スタートシリーズの開発に深く関ってきました。現在も継続研究を続けながら3歳児教育の重要性を主張しています。この姿勢をご理解いただいて、ここ数年3年保育の入園は増え続けています。3年間幼稚園に居る子どもたちと、2年間居る子どもたちとでは、そのカリキュラムが異なるのは当然で、3歳児の3年間にわたるカリキュラムが確立しているのは、日本中にもそうないと確信を持って言えます。
ところで、3年保育で入園させる場合、お母さまがたにはかなりの不安がつきまとうようです。ご質問のようにトイレがまだひとりでできないとか、甘ったれで集団生活ができないんではないか、バスにのせたら泣くんではないだろうかとか、それこそ心配の種はいくらでもあります。
このご心配に対するお答えですが、まず、入園までに半年あることを思いおこしてください。おとなにとっては半年は短い期間ですが、3歳児にとっては此の世に生を受けて6分の1の長い期間です。これだけの期間があれば3歳児は大きく成長します。よしんば、入園までにトイレがひとりでできなくても、ほんの少し先生が面倒を見ているだけで不思議と自分でできるようになります。毎年、4月に3歳になりたての子どもたちも入園してきます。中にはまだおむつがとれずにトレーニングパンツで入園してくる子さえいます。どんなに泣く子がいても1、2週間でケロッとしてお母さんたちを驚かせます。これは今までの幼稚園の卒業生が身をもって既に証明しています。
どのような子でも、3歳になると集団生活をする準備ができ、それを自ら要求していると言っても過言ではないでしょう。

とじる