風邪(ノロウィルス)に関して

ノロウィルスによる胃腸炎がまた増えてきたとの報告があります。
ノロウィルスは非常に感染力が強く、また一般の石けんや消毒薬に対する耐性が強いので特に注意が必要です。
@ノロウィルスによる風邪をひくと、吐き気・下痢を起こします。
A吐瀉物や便を通じて接触感染します。

■対策
@風邪をひいてしまった場合、感染を防ぐため早めにお休みさせてください。
A特に、ノロウィルスによる胃腸炎と診断された場合は必ずお休みさせて、お家で
   健康の回復を図ってください。
B園児の吐瀉物や便を始末をしたりさわったりした場合は必ず消毒または煮沸
   してください。
C消毒には、一般のアルコールや石けんやエタノール類では効果が薄いようです。
望ましいのは、汚物に直接触れる場合は使い捨てのゴム手袋を使用して、
決して他の人の手に触れないように処理してください。
例えば付着した絨毯や、始末したぞうきん、もどしてしまった後をきれいに拭いても
乾燥してウィルスが飛び散る恐れがあります。
家庭に身近にある消毒効果があるのは、台所で使用するキッチンハイターなどを薄めたものです。
手が荒れたり、色が抜けたりしないように薄めて、消毒してください。
なお、石けんは直接細菌を殺す効果は薄いですが、物理的に手に着いた物を
落とす効果はあります。爪につまったものまで掻き出すように、
長めに手洗いをしましょう。
殺菌効果が強いのは次亜塩素酸系の消毒薬です。
薬局等でお求めください。
D食事前、トイレに行った後の手洗いを励行させてください。
E汚物を処理したぞうきん等は、選択しただけではウィルスが残っている
可能性があります。長めに煮沸消毒をしてください。

■幼稚園での状況
上記の対策を、可能な限り幼稚園でもとっていきます。

■2007年10月11日現在
*神奈川県保健福祉部より発令されていた食中毒警報は解除されましたが、続いて注意が必要だとの通知が来ています。
*8月8日〜10月11日までの間に県内で報告された食中毒の状況
   発生件数  15件  患者数 247名  死者  0人

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