はしか(麻疹)についての情報
幼稚園児の場合、予防接種の免疫がまだ弱まっていないため、それ程の流行は予想されていません。
●はしかにかかった場合
早めに幼稚園をお休みさせ、感染の恐れがなくなったとお医者さんが判断されてから、登園を開始してください。
●はしかの症状は
39度以上の高熱が出て、全身に発疹がひろがります。高熱が出た場合は風邪だと簡単に考えずに、早めにお医者さんに見ていただきましょう。
●予防接種を受けましょう
予防接種を受けていない子はできるだけ、予防接種を受けましょう。
●感染は
くしゃみなどの空気感染で広がります。感染力が強いウィルスなので、集団感染のおそれがあります。
●感染のピークは
来月7月頃であると予測されています。しばらくは要注意です。この欄でも特別に注意してお知らせしていきます。
●流行が10代から20代に集中しやすい理由
2006年以前は予防接種が1回だけだったために、免疫力が十分につかずに集団発生してします。また予防接種の効力がおよそ10年ほどで薄れてしまうため、ちょどその年代の青年に集団発生する傾向があります。40代以降は何度か麻疹菌にさらされているため根本的な免疫力がついていて、はしかにかかりにくくなっています。結果として流行が10代から20代に集中しているようです。 |