タイ バンコクの幼稚園

■タイの幼稚園
  タイノンタブリーの幼稚園の様子です
Global English Schoolという名称の示す通り、園内の保育は
すべて英語で行われていました。
1クラスにEnglish Native Speakerの先生(アメリカ人・カナダ人・ニュージーランド人・インド人など)の先生がひとりと、タイ人の先生が1人ついていました。タイの歴史やタイ語を学ぶ時間以外は、タイ語を使うのは禁止でした。
 前庭には芝生が植わっていて、遊具もたくさんありました。子どもたちはとても礼儀正しく、廊下で会うと必ず立ち止まってワイ(タイ式のあいさつで、胸の前で手を合わせて軽く頭をさげる)をしてくれます。
 お母さんが子供を送ってきました。かなりお金持ちそうなかたですね。
    
教室の前にはご覧のような下駄箱が置いてあって、子どもたちが自分で靴を入れていました。
左の写真は英語の時間で、暑い国ですから床に座って保育をしていました。先生は確かカナダ人だといっていました。ちゃんと小さな子どもたちが英語を理解していました。小こいのが流ちょうな英語をしゃべると、小憎らしくなってきますね。
おおよそ10クラスほど、200名程度の園児が在籍していました。

 まあどこの国でも子供は可愛いものです

   使用している教材も勿論英語のテキストや絵本が主体となっています。
    
チェックのおしゃれな制服を着ていました。
   左の先生はタイ人です。数の教材で授業をしていましたが、勿論英語でやっていました。でも、時々タイ語混じりになるのはタイ人の先生ならでは。子どもたちもタイ語が出てくるとなんだかホッとしたような雰囲気になってなごやかになりました。
暑い国ですから、床に座っていることが多いようです。
    
お昼寝の時間です。「久里浜幼稚園はお昼寝はしませんよ」とお話しすると園長先生が驚いていらっしゃいました。
右端はトイレです。まったく壁もしきりもありません。

下は併設されている小学校と中学校の様子です。
  
園長先生は中華系の方で、大変なきさくなかた。突然の私の訪問も快くお受けくださりました。お忙しい時間を割いて、ゆっくりと園内を案内してくださいました。旦那様はスポルディングのタイでの製造を引き受けている実業家です。
すっかり昼食までごちそうになり、おみやげにスポルディングのバスケットボールを大量にいただきました。ありがとうございました。
それにしても、驚いたのは授業料がなんと久里浜幼稚園より高いこと。物価水準を考えると驚異的なことです。一流デパートの女性従業員の月給がおよそ2−3万円だと言いますから、この月給では共稼ぎをしてもとてもじゃないけど、この幼稚園には子供を通わすことはできません。
つまり、通っている子どもたちの家庭はとても裕福だということなんでしょうね。そういえばみんなとても品が良かった。
でも、いやみじゃなくて、子どもたちは元気で感じが良かったです。


******ここからはおまけです*******
■街角風景

左はスクンビット通りを通るBTS(モノレール)
右は遠くにチャオプラヤ川が見えます。
    


なぜか町中にあふれる黄色ポロシャツ。80%くらいの人が黄色のTシャツかポロシャツを着ていて不気味です。まるでタイガースファンがタイへ引っ越してきたみたい。
聞いてみたら、王様の健康状態が優れないので、回復を願ってみんなが着ているとのこと。つい、お調子者の園長も買って着てみました。ところが次の日に着て外へ出ると、今日はあまり見あたりません。良く聞けば月曜日が特別に黄色の服の日だったそうです。でも、ポチポチと着ている人を見かけるから、まあいいかな?

タイ版100円ショップです。 真ん中ははセブンイレブン、日本と同じロゴです
   
そういえば、タイのセブンイレブンのオリジナル食品がその名も「しょうゆ」。さかんにテレビでコマーシャルを流しています。チェックしてみたら要するにしょうゆ味のポテトでした。
町中では日本語が大流行で「おいしい」という名のお茶とか「うまい」なんて店があります。これはこれでまあなんとかうなずけるんですが、「もし」、「あみの」、「まり」なんてひらがなで書いてある飲み物を見つけるとかなり笑えます。
漢字が大きく書いてあるTシャツも流行で、「激闘」とか「笑い」とか書いてあるのはまあまあokですが、「なりよい」(たぶんなりよいの間違いでしょう)と書いてあるTシャツ、通りすがりの人が着ていたシャツには真っ赤な太ゴシックで「糞」と書いてありました。意味分かってるのかな?ついおみやげに買って来たくなります。
今はつぶれてしまったけど以前バンコクに大丸というデパートがありました。ロゴマークも同じなので、てっきり日本の大丸が出店したんだと思っていたら、なんとまったくのにせもの。時計やビトンバックのコピーは有名ですけど、デパートの名前をロゴマークごとコピーしちゃうのはすごいですねぇ。
「おいしい」は生茶のボトルに砂糖をたっぷり入れたような商品で(上右端の写真)、こちらはなんと言ってもテレビコマーシャルが有名。なぜか日本人が「ちんめいちょうだい!」と連呼しています。これがなぜか大受けで、大方のタイ人は知っています。

■食事
取引業者や地元の知人に食事に招待された時以外は、ほとんど一人で食事をしますので、だいたい左の写真のような露店か道ばたの食堂で食事をします。

真ん中のはカオマンガイです。左の茶色のスープは鶏ガラスープで、右の鶏肉ご飯の上にかけ、ナンプラーをかけて食べます。これでおよそ200円。この店のカオマンガイは最高です。
右端の写真は夕食のメニュー、全部で450円でした。右端の下のお皿は辛かった!辛いというかほとんど舌がしびれて、涙と鼻水がとまりませんでした。それでも根性で水を飲みながら全部食べました。辛いけどおいしかった。
なお、日本食もブームで、回転寿司から本格的な日本料理店までなんでもそろっています。地元の食事に比べればちょっと高めなんで僕は行きませんが、日本で食べるよりはずーっと安上がりです。味もかなり本格的なものです。

■果物
南国のフルーツです。左上段からマンゴスティン、ソムオー、サラ、マンゴー
下の段左から、ラムヤイ(ロンガン)、ランプータン、チョムプーです。


どれも現地なら信じられないほど安く買えます。持って帰れないので残念ですが。

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