園長のひとりごとをとりとめもなく、ブログ風に書きます。
あんまりまじめに書きません。いや書けません。
適当に流して読んでやってください。
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日付の新しい順に並んでいます
2024年1月31日(水)
■龍と蛇
 お寺ってのは龍と縁が深くて、客殿の玄関にある屏風にも大きな龍の絵が描かれています。昨日書いた通り、龍は想像上の生物で、中国でイメージされたものです。インドで生まれた仏教であつかわれる龍は、実はナーガで蛇のことです。厳密にはそのナーガの神も仏教と兄弟のようなヒンドゥー教の神様で、有名なところではインドの神話のマハーバーラタに出てきます。形が似ているので龍と蛇が混合されたのか、そもそも龍が蛇のイメージから生まれたものなのかもしれませんね。このあたりは僕の大学の専攻に近いので、結構詳しく語れるのです。長く使ってない知識なんで、もうだいぶ飛んでったな。

2024年1月30日(火)
■龍と竜と辰とドラゴン
 おっと間もなく1月も終わりそう。新年となると毎年話題になるのが、その年の干支、干支を話題に載せるのにタイムリーなのは、今日と明日のみ。ってことで辰年の話題です。
  まずは僕は辰年です。年賀状の絵柄の候補で気にします。で、僕の年だとすると12の倍数で70いくつかってことに。他の干支は現実の動物ですけど、龍は想像上の動物です。でもというかだからか、辰年ってなんか格好良い、気に入ってます。英語のドラゴンは、中国由来の龍の英語訳で同じ意味のよう。ところで龍と竜の2つの漢字どう使い分ければ良いのか?どうも本来は龍で、竜と書くのは日本古来の表現字のようです。
 辰年の場合は、こう書いて、竜年、龍年とは書きませんね。

2024年1月29日(月)
■ビシッと気持ちを
 1月も大詰め、2月に入ればすぐに作品展でしょう。2月はなんせ日数が少なくて、今年はえーっと29日かな。すぐに3月が見えてきて、そうなると進級やら進学やら、あー年長さんはもう小学校へ行っちゃうんだ。…なんて思う時期にかかってきました。毎年同じように繰り返していくんですが、それでも同じように、寂しいような、晴れがましいような、感覚を抱く時期になってきました。
 なぁーんてね、まだ気が早いよ、作品展のプログラムもできあがっていないのに、そんな思いにふけっていられません…っと、気持ちを引き締めて、月曜日。


2024年1月28日(日)
■ゴマ供養
 土日はほとんど法事の予定でうまっていますが、今日は加えて不動ゴマの予定が入っています。毎月28日はお不動様の日で、特に1月は正月ゴマと銘打って各お寺でゴマ供養が行われます。具体的には、山門入って右側奥の、銅板葺のお堂に信者さんが集まり、正面に設けられた護摩壇でゴマ札を炊きあげて、その火にあてて、様々な祈願を記したゴマ札を供養します。
 お天気も良く、不動堂いっぱいの信者さんがおまいりくださいました。


2024年1月26日(金)
■テレビの代わりにの続き
 じゃあテレビって何のために有効だったかと言えば、情報を仕入れるのに最適なメディアだったわけです。あぁもうひとつ、ドラマや映画を鑑賞するために最適でした。両方ともSNSで充分ってことで、テレビの活躍の場面が減ってきたってことです。このところ見なくなって、何が困るかというと、有名人が亡くなったとか、大きな事故があったとか、普段の生活で当然のように話題に乗るような情報が、自然と入って来ない。もちろんネットやらSNSで入ってはきますが、入ってくる順番が変わってきています。食事の時に、「ねぇー、なになにさん死んだんだってね、知ってる」なんて話が出て初めて知る、ここでネットやらSNSをチェックして、へぇーそうなんだとやっと知ることができるっていう、新たな情報が入ってくる順番です。
 とか不毛なこと考えているうちに、ありゃりゃ日は進み、週末を迎えました。早いなぁー


2024年1月25日(木)
■テレビの代わりに携帯?
 昨日テレビ見なくなったって書いたけど、その分何しているのかと言えば、携帯でLINEやらSNS見たりしているわけで、結局動画見ていることに変わりはなし。せっかくテレビが大型液晶で、地デジ化してめっちゃきれいに大画面になったっていうのに、手元の小さな画面で見るようになったってことですねぇ。決して自慢できることじゃありません。待ち時間や、空いた時間、ひとりでラーメン食べる時は、傍らに画面ひらいてジッと見つめていますし、お店に居る人見たら、全員携帯開きながら食べていました。これって以前からのことだけど、それが年寄りまで含めてほとんどの人が時間があれば携帯開いていること。おかげで携帯のバッテリーが減ること。減ること。かく言う私も気づくとやっていますぜ。さすがに幼稚園に居る時は自分からいじることはありませんが。この流れってもう替わらないでしょうね。


2024年1月24日(水)
■テレビで
 めっきりとテレビ見なくなりました。僕の部屋にはテレビがあって1日のうちには、スイッチが入っている時間もあるんだけど、ここで見るのは、録画しておいた映画やドラマ、あぁだからテレビ見なくなったんじゃなくて、録画した映画やドラマしか見ないってのが正しいかな。つけっぱなししておいて、見ているわけでもなく、バックサウンドとして流すことがなくなったって言えば良いかな。ニュースで話題になることを見るとなると、普通はテレビニュースやワイドショーで報じていることを参考にするわけなんだけど、これがまったくないので、みんなが知っている話題の出来事を知らなかったなんてことが起きます。こうしたことを知りたい時は、携帯で報じられるニュースから仕入れる習慣になっちゃいました。


2024年1月23日(火)
■今年もこのあたりの雪の心配はなさそう
 確か先週冷え込んだときに群馬の水上のあたりからのニュース映像で、ドカ雪が積もっているのを伝えていた記憶があります。そうだよ1月も下旬、1年で一番寒い2月も目の前で、きっと関越のあたりの山に積もる雪もどんどんと深くなっているにちがいないと考えていました。昨日長野に行ってきた人にお土産をもらいました。その時に、「今年は暖冬で雪が少ないって言ってるけど、先日のドカ雪で、きっとだいぶ積もっていたでしょう」と聞くと、「いやぁーひどいもんで、ぜーんぜん雪なくて、山肌が出ていてどうしようもないよ」とのこと。あれっ?つまりあのときの雪はたいしたことなくて、やっぱ記録的な暖冬で雪が少ない状態はまだ続いているんだと認識しました。してみると、今年も幼稚園を臨時休園するほどの雪が降る心配はしなくてよさそうかな。


2024年1月22日(月)
■陶芸の窯入れと窯出し
 作品展で展示する子どもたちの陶芸作品がどんどんとあがってきています。子どもたちが絵付けをした、お茶碗やお皿などの上に、先生たちが釉薬という特別な薬を塗り、これを高熱で陶芸窯で焼き上げると、最終的に陶芸作品ができあがり。窯の中は夜のうちに1000度を超す温度になるため、別棟に陶芸窯を2基設置して、窯の中に作品を並べる窯詰めと、真っ赤に焼き上がったあと、徐々に冷ましていく過程、そして最後に窯の蓋を開いて、作品を取り出していくのは僕の役目です。結構な手間がかかるけど、この窯入れと、焼成、窯出しってのが陶芸の醍醐味っていわれています。これをぜんぶ僕がやるのって、考えて見れば良いとこを園長独占とも言えるかな。この作業を大詰めを迎えています。今晩は先日窯出しした大きな方の窯に、順に窯入れをしました。まだ棚が入るので、もうちょっと火入れは先になります。


2024年1月21日(日)
■湿気がすごいじゃん
 やっぱ雨でした。それもみぞれ交じりみなりそうな寒さなしの雨、夕方になって雲が切れてお天気が回復したものの、一面湿気だらけ。暗くなってから車運転する機会がありましたけど、窓が内側と外側ともに曇ってしまい、ワイパーと内側のファンで乾燥させたけど、なかなか曇りがとれず、孫たちと焼肉屋さんで待ち合わせしていた距離の間、寒いのに窓開けたり、閉めたりの曇り具合でした。

2024年1月20日(土)
■雪が降ると
 この時期お天気が崩れると、関東でも雪が降って、平野部でも積雪があるかもという予報が出ます。今日もそんな予報が出ていたようですけど、こんな時は決まって「でも久里浜では、雪にならないよ」の経験による予測、それがおおかたは当たって、滅多に雪が降りませんし、降ってもなかなか積もりません。なんだけど、時々これがはずれて、どかっと積もることがあるんですよ。おおよそ4,5年に一度かな?で、この頻度って、暖冬と言われている近年になっても替わらないような気がします。なんでこれが気になるかって言うと、雪が積もると幼稚園の送迎に大きな影響が出るからです。
  以前午後から雪の予報を軽く見て、子どもたちが登園した後にガンガンと降り、あっという間に道路が雪で通行できなくなり、送りのバスが動けなくなったことがありました。幼稚園バスは雪のタイヤを装備しているので、走行できるんですが、他の乗用車がスリップして、道路をふさいでしまうので通れなくなるんです。こんな状況は僕が園長になってから一度だけかな。
 今日の雪の予報も余裕で聞いていられるのは、土日で幼稚園がお休みだから。そして案の定、いまのところ寒いけど普通の雨です。


2024年1月19日(金)
■入園説明会
 4月からの新学期に、入園してくる園児たちのための準備説明会を午後から行いました。昨日書いた通り、動画でもお伝えするので、おおまかなお話をするのが主体。そうなるとどこまで細かくお話するのが適当かを探りながら今日の説明をしました。動画については去年使用したものを一部編集し直して使いました。熱心にメモとりながらご覧いただくかたもあり、会終了後に実際に名前を付けた制服や袋を確認いただくのがとても効果的だったようです。

2024年1月18日(木)
■明日は入園準備のための会
 明日は入園説明会、久々にホールに集まっていただき、入園準備のための説明をします。コロナ禍の中3年間は、幼稚園においでいただきましたけど、ホールに一斉に集まっていただくことはしないで、動画で準備いただく内容を用意し、いらしたかたにその動画をご覧いただくためのIDとパスワードをお渡しする方法でやってきました。これはこれで効果的で、いくら目の前でご説明しても、お家に帰って実際に名前つけしたり、タオルを用意して掛けひもを付ける時には、あれっどうだっけと忘れてしまうことも多く、携帯で動画で確認できるのは便利だと反応いただきました。
 今年はホールでお話するけど、更に動画も用意しようという方法で準備しました。明日は集まっていただき、お話することはしますが、あわせておうちへ帰って動画を確認するためのiDとパスワードもお渡しします。

2024年1月17日(水)
■今年は積雪するのか
 寒波がやってくると、ニュースで激しい降雪の様子が伝えられます。久里浜幼稚園で雪が積もるったのは、記憶によれば3,4年に一度、2月から3月にかけて冬型の気象配置が崩れて、春に向かう頃に起こります。だから1月の寒波到来では、滅多に積もることはありません。先日京都から帰ってきた時にも、京都の底冷えの寒さを実感して、新横浜に新幹線を降りた時には、比較的な暖かさを感じ、その寒さの厳しさのちがいを実感しました。さぁて今年は積もるかな?って思い起こしてみると、コロナ禍を過ごして来た間にも、景色が真っ白に一変するような積雪はなかったようです。とすると、3,4年の周忌でそろそろ積雪があるのか?それとも温暖化でもうこのあたりが積雪する事がなくなったのか?先日僕の自家用車はSNOWタイヤに履き替えました。これが無意味になって、再び普通タイヤに戻すというここのところ毎年のパターンが繰り返されるのかな?

2024年1月16日(火)
■感染症は
 一時心配していたインフレエンザの流行ですけど、それほど大きな感染拡大はなく、かと言って収まるわけでもなく、少ないものの届け出はあるという状態が続いています。新型コロナの届け出も、たまに1件程度あるかなという程度で推移しています。近隣の学校で報告されていた学級閉鎖や学年閉鎖の報も、年が明けてからはほとんど聞かなくなりました。全国的や県単位の感染拡大の情報は、いまのところなく、かといって警戒を解いて良いのかといえば、まだ早いと判断せざるを得ない、どこかすっきりとしない状況です。
 長期的にも、このまま注意しながら、暖かくなるまで推移していくのでしょう。


2024年1月15日(月)
■どこも寒いんだ
 帰ってみれば、なぁーんだ久里浜も寒いじゃん。もしや雪が降ってきても不思議じゃありませんねってくり冷え込んで来ました。でも根本的なところで京都とはちょこっと寒さが違うんだよね。
  こんな寒さの中、子どもたちは寒さをものともせず、元気に外遊びしています。って言いたいところだけど、寒いときは子どもたちも同じ、えーっ寒いよ!!なんて外遊びになかなか出てこなかったりするところは、おとなと同じ。夢中で遊ぶと寒さを忘れるってところがちがうところかな。バイクで走ると、ついこの間までは風を通さないジャンパー着てさえすれば寒さを凌げたけど、今日はそのジャンパー姿でも寒さが忍び込んできました。もう一枚下にセーターでも着なくちゃ。


2024年1月14日(日)
■料理メニューも年を重ね
 昨日の雪、ホテルの窓から見える東山はまだ白くなっていませんが、遠く見える大原の方の山は白い模様がついています。いよいよ冬本番。ってことで、近くのWORK MANで買ってきたウールのタイツを、ズボンの下に履くことにしました。これがめちゃくちゃ暖かで、快適。どうして今まで寒い時期にはかなかったのか、公開するくらいです。こうした出張時には、荷物にもならないし、こりゃ優れもの。なんだ今まではかなかったかというと、どうも股引(ももひき)とか、ラクダの股引のイメージが抜けないからです。
 京都に滞在の折には必ず寄るレストランで、奥さまとデートの食事。ここのマスターは僕と同年代で、メニューもこの20年の間に、フランス料理とは言え、さっぱりとしたものに変化してきています。 自分たちが年を重ねていくのに従って、贔屓のレストランのマスターも年を重ね、作る料理のメニューも趣向が変化してきているという、実に快適な状況です。これだから外せないよねと、夫婦で食後にホテルまで歩きながら語っていました。ホテルまで歩いて30分。無理しても歩くのは、そのままホテルに入ってしまうと、お腹がもたれるからです。


2024年1月13日(土)
■時雨れた
 京都の底冷えは有名です。寒いだけじゃなくて、足の方から凍っていくような寒さです。普段の僕としては異例の厚着でやって来ました。ところが新幹線駅を降りたら、意外と暖かです。で、今朝になったら、曇り空に時折り小雨、ふと見れば、その小雨が雪に変わって積もらないものの、初降雪となりました。今日は時雨れたねぇとタクシーの運転手さんが言っていました。さすが京都寒いね。と思ったら、なんと東京でも小雪が降ったとか。
 目的の理事会も順調に討論が終了、集まった理事さんたちで、夕食会、そして夜は懇親会となりました。


2024年1月12日(金)
■腱鞘炎か?
 お寺なので、お檀家さんが本尊様にお餅をお供えしてくださいます。お餅のお下がりを無駄にならないように割って、かびないように乾かし、揚げ餅にして食べます。暮れからお正月を越したお餅なんで、カチカチに堅く乾いてきています。これで油断しているとすぐに中の湿気でカビが出てくるので、早い内に日干しして、細かく割らなくてはいけない。食卓の脇に新聞紙を敷いて、そこにお餅を並べてあり、先日から僕のお役目で、砕いています。結構力のいる仕事で、僕はこういうのに凝るととことん砕き始めます。食事のたびに割っていたら、昨日から突然左手の親指が痛み出しました。右左を比べて見ると、明らかに左親指の付け根が腫れています。ほっとけば治るだろうと、餅割りを続けていたら、今朝からついに左親指が力が入らないくらい痛みを覚えるようになりました。奥様が見て、「あーあ、こりゃ腱鞘炎起こしてるじゃん」との素人判断、原因がはっきりしているので、気楽に放って置くというか、さらに痛めたのが災いして、おもいの他ひどくなっちゃいました。
 左手に湿布薬貼って、剥がれないように手袋して、右膝は相変わらず回復中、いわゆる満身創痍じゃん。
 とかこぼしながら、明日の理事会に備えて、夕方から京都入りです。

2024年1月11日(木)
■写真撮影
 ありゃりゃ2日間開けてしまった。時折り抜けることはあったものの、2日連続は久しぶりかな。それも昨晩は日記更新したと思い込んで、今朝になってそれに気づいて後の祭り。このパターンは芳しくないなぁ。と反省。正月もあけきらないうちに既に反省ってのも要反省。
 この冬になってきっと一番の寒さだったんじゃないかな。北風が強く、日差しも弱く、日中になっても気温があがりません。朝から写真撮影で運動場に交代でクラス毎に集合して撮影をします。みんなそろって良い顔の写真を撮ろうにも、風がぴゅーっと吹いて子どもたちの髪の毛が巻き上がる瞬間もあり、写真屋さん、いつもよりたくさんのシャッターを落としていました。僕も副園長と写真に収まり、その間を縫って、撮影している子どもたちを撮影。これってめちゃ変な気もしますけど、意外や斜めから撮す子どもたちの表情って味があります。本番の写真に写らないように、後に並びながら、副園長とカメラで写真撮影しました。かくして写真撮影のスナップができあがり。

2024年1月8日(月)
■成人の日だった
 お墓の方に、晴れ着を着たカップルがお参りにきていました。そうか今日は成人の日だったんだ。おじいちゃんかおばあちゃんか、ご先祖様に成人したごあいさつに来たのでしょう。葉っぱが落ちて枝だけになった銀杏の大木の横の本堂へあがる階段に視線をやると、冬景色の中にポカッと艶やかな色が浮かび上がりました。とても華やかな感じが微笑ましたかったです。井戸から水をくみ、お墓にお花をお供えして、しばらくおまいりしていました。
 時々雪の中の成人式で、すべって晴れ着で尻餅をついた動画をニュースで見かけることもありました。 それに比べれば今年は穏やかなお天気に恵まれたと言えるでしょう。明日からは3学期に入ります。お正月気分も今日まで。


2024年1月7日(日)
■被災地に思いを
 日々報じられる能登半島の地域名に、学生時代2年続けて夏休み中に長逗留していた頃の思い出がよみがえってきます。輪島から深見、そして千枚田から海岸通りを抜けて珠洲のユースホステルに連泊して、連日海岸沿いに狼煙の灯台までの遊歩道を、現地で知り合ったやつらと何度も歩いた記憶が少しずつよみがえってきます。あの時一緒にいたやつらともしばらく連絡はしていません。遊歩道を通りがかりに浜辺で遊んだ子どもたち、当然おっさんやおばちゃんになっているはずで、もしかしたら被災しているかもしれない。そんな思い出はこんなことがなければ、そのまま奥の方にしまって、出てくるはずのないものが、こんなことでグーグルの地図を見ながら、奥の方から引きずり出してくることになってしまいました。
 思い入れのある場所がこんなことになると、何かできないかと思いを巡らせてしまいます。

2024年1月6日(土)
■ただいまぁ
 朝のうちは隣接するアウトレットモールも空いているので、早めにロッジをチェックアウトして、ブラブラと何も買うわけでもなくお買い物へ。こうしてスキーができないときは、ここでお買い物をしなさいと用意されているようで、ふーんうまくできているもんだと感心しながらついついインナーの長袖シャツを購入しました。ぞくぞくと人並みが駅から送り込まれてくるのに逆行して帰途につきました。フードコートなどはあっという間に空いている席がなくなったので、はずれにある日本料理屋でさっさと食事済ませて出発したおかげで、夕方には帰宅しました。以前はギリギリまで滑っていたもんだよなぁと感慨にふける間もなく到着。

2024年1月5日(金)
■ゲレンデも外国語の嵐
 ゲレンデ近くの部屋から聞こえて来るスキーやスノボの声や音、特に朝にはスキースクールの集合地点が近いので、毎年このロッジではにぎやかな声が入ってきました。コロナ禍が開けて、にぎやかになってきたゲレンデですけど、今年聞こえて来るのは、ほとんどが外国のことば、知り合いがスキーとスノボの指導員してますけど、いわく、今や最低英語で指導できなくちゃ仕事回ってこないよとのこと。現にここのところ外国の言葉が多くなったゲレンデ、今年は外国の言葉が主流で、日本語で指導している声がたまにしか聞こえないこと。そう言えば、2日の鎌倉でも同じこと書いていたっけ。

2024年1月4日(木)
■山は白銀(かな?)
 今日からは白銀の世界で過ごそう…という目論見がうまくいきません。昼過ぎに車でこちらに到着はしましたが、温暖化で雪のつき具合が至極不調。人工降雪機の夜間の必死の製氷で、ゲレンデの滑走部分には雪がついてはいますが、そもそも膝の不安をかかえて敢えてスキー滑る必要があるのか自問自答、結局用具を持たずにやって来ました。なので、雪があったところでくやしいだけ。むしろ思い残すことないってところかな。そうなると残るは雪山気分を味わおうことだけなんですが、それさえこの気候で今ひとつです。じゃあうまいもんでも食ってくかなんて思っても、すでにお正月でおせちとお雑煮でお腹満タンです。まぁ孫たちと遊んでみるかと思っても、雪の上でうまくはしゃげない。まぁじーじの旧かなんてこんなもんでしょ。

2024年1月3日(水)
■東京へ
 僕のお正月は、1日にいらっしゃるお客さんを玄関でお迎えし、2日に鎌倉へ年頭のあいさつ、そして今日の3日に東京の奥様の実家へお年始に行くパターンとなっており、今年もその通りの形を踏襲しました。昼近くに本郷のお寺に到着、お仏壇と本堂をおまいりし、昼はホテルのバイキングにみんながそろって会食しました。車で高速を走ると、昨日事故のあった羽田空港の中を抜けて行きます。目の前の滑走路に着陸してくる飛行機が減速して通っていきます。あれっ今日は滑走路の使用ができるようになったのかなと疑問符?火事で痛んだ滑走路の舗装の確認だったかもしれません。
 以前はここから、副園長とともに秋葉へブラブラするために行ったり、話題の正月映画を見に行ったりしていましたが、今年は食事の後そのまま車で自宅へ。お正月飾りを片付けられるように下準備しました。

2024年1月2日(火)
■鎌倉へお年始
 毎年2日にはお世話になったかたのお宅へお年始まわり。鎌倉へ行ってきました。ここ何年か1月の2日は晴れが続いたのですが、今日は予報されたとおり、曇りで、間もなく雨も降り出しました。江ノ島の向こうにそびえる霊峰富士のおやまも今日は雲の向こう。一緒に出かけた弟のウ、家族とともにちょっとかしこまったお昼を食べて帰りました。お天気のせいか鎌倉の人出はちょっと少なめかな。日本人が少なかった分、海外からいらしたかたがたが驚く程多く、大仏さまの前では、いったいここはどこの国ってききたくなるくらい、日本人率が少なく、たぶん7,8割は他国の言葉を話すかたがたでした。

2024年1月1日(月)
■あけましておめでとうございます
 風もなく暖かな大晦日から、新たな日の出を迎え2024年がスタートしました。みなさま新年あけましておめでとうございます。
 と、ここまで昨晩の片付けをしながら、誰もいない南園舎で日記を綴っていたら、突然の地震警報、1分近くの揺れ警報を、あたりを見ながら頭を覆って園舎の真ん中に避難していると、予報通り揺れがきました。ぐらっときたというよりは、ゆらゆらと酔ったような揺れがつづき、収まりました。その後テレビのニュースで思ったより大きな地震だったことを知り、被害さえはっきりとしない中、余震が伝えられ、お正月気分がキャンセルされたような状態、園舎には大きな被害は出ていないことを確認して、徐々に伝えられる被害に心痛める元日になってしまいました。